りんや好みのコーディネート紹介
10周年祭開催中の金沢店より、りんや好みのコーディネートをいくつかご紹介いたします。
春めいてきたこの頃、着物のコーディネートをあれこれと考えるのも心が躍りますね♬
<飛び柄小紋に袋帯①>
淡いミントグリーンの地に葡萄唐草の柄の非常に上品な小紋です。
柄には金彩も施されており、礼装の袋帯と共に改まったお席にも大変相応しい一枚です。
今回のコーディネートはセミフォーマルシーンよりほんの少しカジュアルよりな、
レストランでのお食事などの場面をイメージしました。
やや緑味の入ったグレイッシュな袋帯は、よくみると銀糸もチラつきほんのり華やか。
スモーキーなピンクの帯揚は『れん』のものを合わせました。
帯〆もピンク系で軽やかな春のお出かけに。
<飛び柄小紋に袋帯②>
若松菱の飛び柄小紋に、松の柄の洒落袋帯を合わせた松尽くし。
金彩と僅かな赤紫を含んだ若松菱が、綺麗なブルーの地色によく映え、
飛び柄小紋としては比較的細やかな柄の配置で、程好いボリュームを感じます。
こちらの帯は「ぬれぬき」という技法で織られた帯で、
「ぬれぬき」とは、緯糸を管に巻き水に一昼夜浸してから織るというもの。
糊ではなく水を含ませて織ることで、糸が乾いた時に組織同士が引っ張り合う変化を利用し、
糸と糸との空間ができることで軽やかでシャリ感のある風合いに織り上がります。
程よくコシのある軽い洒落袋帯は、日常使いや単衣時期にも重宝しそう。
帯〆帯揚はニュアンスカラーでまとめました。
おめでたい雰囲気や礼装感が出がちな松モチーフも、
渋みのあるニュアンスカラーな帯周りで軽やかにスタイリッシュに。
<紬に染め帯>
黒紅(赤味を含んだ墨黒のような色)から紫鼠へと変化する縦ぼかしの紬に、
栗繭紬を使用した染め帯を合わせました。
栗繭紬とは…栗の葉のみを食べて育った野蚕が作る繭からとれた絹糸を、緯糸にして織った紬のことで、
一般的には桑の葉を食べて成長する蚕に対し、栗繭は大変希少です。
柔らかく素朴な味わいのある紬地に、鮮やかな柄が染められています。
着物も帯も紬地でざっくりとしたナチュラルな風合いですが、
色合わせによって都会的でシャープなハンサムな雰囲気にまとめました。
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「手持ちの着物をブラッシュアップさせたい」
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