夏を感じる小物合せ 夏帯〆・夏帯揚
そこかしこに紫陽花が美しい季節。
いよいよ朝晩もじっとりと暑い日が増えてきました。
もう夏物を着てもいいわよね?浴衣もいつからOK?なんていうようなこともよく聞かれるこの頃です。
「衣更え」は平安時代の宮中行事から始まった日本特有の行事で、四季がはっきりとしている日本ならではの慣習です。
近年は、昔とは気候もずいぶん異なりますから、単衣は6月!夏物は7月から!などに囚われすぎず、
気温や体感温度で着るものを選択していくようになっていますが、その程度や許容範囲など考え方はそれぞれ。
今日もお客様とそんなお話で盛り上がりました^^
現代は、気候の変化もさることながら、暮らしそのものが合理的に変化しています。
室内はいつでも過ごしやすい温度に調節できる、
クローゼットは一年中同じような顔ぶれで、着るものもさほど変化しない、
という方も多いでしょう。
とはいうものの、この衣更えという慣習が、
季節を感じ、それに合わせて暮らしを整え豊かにしていく日本の文化であることも忘れないでいたいものです。
というわけで!着物の小物も、通年使用可能なものも便利で使い勝手がよいですが
夏ならではの小物を取り入れることで季節を感じていきましょう♪
おススメの組み合わせをいくつかご紹介します。
薄藤と浅緑の横段ぼかしの帯揚は、表情豊かな織りが特徴的。
藤色系とミントグリーン系は、上品な中にもモダンさも感じられる鉄板の組み合わせです。
帯〆 15,120円
帯揚 16,200円
孔雀青(ピーコックブルー)をポイントにした帯〆と帯揚。
こちらの帯〆はなかなかの存在感ですが、夏ならではで目が粗くざっくりとしているため重さは感じません。
着物と帯をワントーンでまとめたところに、パキッと効かせたいお色です。
帯〆 9,720円
帯揚 13,500円
輪出しの帯揚も、夏仕様で桔梗と流水です。
白地に爽やかなお色はどんな着物にも馴染みやすく使いやすい。
しっとりとした雰囲気の帯揚に、綺麗な若草色のレース帯〆でカジュアルに。
帯〆 12,960円
帯揚 12,960円
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