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卒園式→入学式 小物でコーディネートに変化を!



年度末、なんだかサササー!と過ぎ行く3月です。
各地で桜も咲き始めいよいよ春ですね。

さて春といえば、卒業式・入学式シーズン。
ご卒業・ご入学を迎えられるみなさまおめでとうございます。

特に小学生になられるお子様は、大切な節目にお着物でご列席のお母様も多くなります。
卒園式→入学式と続くため、同じお着物でも小物でちょっとコーディネートを変えたいですよね。

淡い瓶覗(かめのぞき)色の附下に、スッキリとした岡文織物の袋帯というコーディネートを 帯〆と帯揚を変えて2パターンに変化させてみました。

着物コーディネート 入学式コーデ

帯〆 帯揚 りんや好み

その①

帯〆:金糸の入った、鮮やかな水色

帯揚:グレーとクリームイエローの組み合わせの横段ぼかし

帯揚は袋帯の色に、帯〆は着物の色に、それぞれ合わせたスッキリと品のあるコーディネートです。
銀+クリームイエローの袋帯に、帯揚も同色で馴染ませ、帯〆は少々彩度を上げてアクセントをつけています。

着物の地色と帯周りに統一感を出し色数を少なくすることで、着物の柄の唐草の葡萄色がより濃く見え引き立ちます。

帯〆 帯揚 りんや好み

その②

帯揚:藤色と白のツートンカラー

帯〆:藤ピンク色と若芽色のツートンカラー こちらはどちらかというと入学式におすすめです。

春らしいピンク系を挿し色に、卒園よりも少々明るく華やかに。
ピンクといっても、こちらも着物の柄の葡萄色にリンクさせた青み寄りの藤ピンクにすることで、まとまり感が出ます。
春らしい若芽色も入り華やぎます。

①は着物・帯それぞれに小物の色を合わせて、全体に統一感を持たせました。
②は着物の柄の色をピックアップし、小物はそこにリンクさせる形で統一感を持たせています。

いずれも、「統一感」「まとまり」をどこに持ってくるかによって、同じ着物でも柄や色の見え方が変化します。
帯〆・帯揚は面積が少ない小物ですが、コーディネートの肝ですね。

入学式まであと少しですが、まだまだ間に合います^^

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