加賀友禅 訪問着 藤村建雄
「実のある枝」
528,000円
（正絹胴裏・手縫い仕立て・消費税 込み）
本作「実のある枝」の地色は「紫鳶色（むらさきとびいろ）」や「濃色（こきいろ）」に近く、一見では『とても深みのあるグレーイッシュな濃い紫色』といった印象です。
また、一般的な室内光では大変落ち着いた色味に映る一方、自然光では綺麗で華やかな『赤味』が感じられる引き染めにより、加賀友禅の染色技術の妙味でも目を楽しませてくれます。
しなやかに幾重にも重なり、上下に流れるように走る枝や蔓（つる）が『白上げ（しろあげ）』に近いすっきりとした彩色（友禅）の表現とも相まって、着姿の『恰好よさ』を演出いたします。
思い切った構図と色遣い、そして引き算からの構成は加賀友禅技術保存会員であられる藤村建雄師ならではの境地でございます。
御名「実のある枝」の通り、寿ぎの逸品を是非お召しくださいませ。
＊浜ちりめん（滋賀県長浜産縮緬）一越生地使用。
身長170センチ前後の方までお仕立て可能です。
（お仕立て可能寸法に関しましてはお気軽にお問い合わせください。）
右後袖より。
上前付近。
背縫い付近。
右後袖。
左前袖。
右肩付近。
落款。
上前衽。
八掛。
彩色詳細。
彩色詳細。
彩色詳細。
①伝統的工芸品マーク
②加賀友禅証紙（中央長方形の赤いシール）
③割り印の三点が揃って証紙です。
作家直筆。
藤村建雄（ふじむらたつお）
○加賀友禅作家
○伝統工芸士
○加賀友禅技術保存会員
☆以下、略歴
昭和22年 金沢生まれ
昭和42年 安達直次氏に師事し 東京友禅を習う
昭和46年 金沢に帰り 父藤村加泉に本格的に加賀友禅を習う
昭和56年 日本伝統工芸展染織展に初入選
平成2年 日本伝統工芸展に初入選
平成8年 金沢市工芸展で世界工芸都市宣言特別賞
平成11年 第一回全国振袖デザイン画コンテストで最優秀賞
平成14年 新作競技会で中部通商産業局長賞
平成17年 新作競技会で中部通商産業局長賞
平成22年 石川の伝統工芸展で奨励賞
平成24年 全国伝統工芸士展で伝統工芸士会会長賞
平成26年 加賀友禅工芸展で金賞
平成27年 加賀友禅工芸展で金賞
現代のハレの日に最も着用機会の多い『訪問着』。
結婚式・披露宴、お宮参り、七五三詣り、入卒式、茶事、観劇やパーティーに自信をもっておすすめの加賀友禅訪問着です。