染め替え
「若い頃に作った色無地がサーモンピンクで、年齢を重ねた今は全く着ていない」
「譲り受けた着物の色味が自分に似合っていないような気がする」
「気に入ってよく着ていたのに、しみや色ヤケがひどくなり着られない」
様々な理由で着なくなり随分と長い間箪笥にしまってある着物や、一度も袖を通していない着物はございませんか?思い切って染め替えしてお好みの色に変えることができれば着用機会も増えるのではないでしょうか。
色無地はもちろん、訪問着や附下げなど柄のある着物の地色の染め替えもご相談ください。
色無地の染め替え一例
洗い張り(解き端縫い含む) | 24,200円 |
抜染~引き染め | 44,000円~ |
抜き一つ紋入れ | 14,300円 |
袷仕立て代 | 35,200円 |
合計 | 117,700円~ |
※上記すべて税込です。
※抜染する場合も、別途しみ抜きが必要な場合がございます。
よくあるご質問
- Q. 色無地の場合、好きな色に染めることができますか?
- 染め替えには、現状の色の上から新たに色を掛ける方法と、抜染し色を抜いてから染め直す方法とがございます。
抜染すると元が濃い色のものでも薄い色に染めることが可能ですが、しみや黄変など生地の状態によりましては抜染しても黄ばみが残ることもあり、その場合は、辛子色や茶系、濃い色といった、黄ばみが目立たなくなるようなお色の染め替えをご提案しております。
染め替えの方法につきましては現物を拝見したうえでご相談させていただきます。 - Q. 何色にするか迷います…ちゃんと希望した色に染まりますか?
- ご希望色は色見本帖や生地見本などからご相談の上お選びいただきますが、実際の生地に色が染まった状態もご確認いただくために、生地端を用いて希望色の濃淡3パターンほど試験染めをいたします。試験染めのお色もご覧いただいてから最終決定いただきますのでご安心ください。
全く異なる何色かの試験染めをご希望の場合もご相談ください。 - Q. 訪問着の染め替えをする場合、柄はどんな風になりますか?
- 柄のあるお着物は、基本的には柄部分をそのままに、地色のみ染め替えいたします。
柄部分を糊で伏せてから地色の部分を引き染めする方法と、「まきぼかし」といって柄付近をぼかし染めし残りの地色を均一に染める方法とがございます。
いずれにせよ、色無地と異なり抜染することができませんので、元の色よりも濃い色に染め替えることになります。 - Q. 訪問着の染め替えをするにあたり、柄の雰囲気も少し変えることはできますか?
- 柄の中の目立つ色や赤みだけをピンポイントに抑えたり、金彩や刺繍を施してイメージを変えることも可能です。
染め替え事例