鼻緒交換　ふっくら鼻緒で気分新たに鼻緒交換　草履

芸術の秋、様々な文化的催しが開催される季節。
高校生のお嬢様が和の競技にご出場なさるという方からのご相談です。
お母様の若い頃の草履を履いてみたところどうにも痛むそう。
これからも和装の機会があるため、これを機に柔らかい幅広の鼻緒に一新したい、とのご用命でした。

Before

こちらのお客様の草履のような細めの鼻緒の草履が、足当たりがキツく痛い！といったご相談が非常に多いです。
近年の鼻緒は太目で柔らかく足当たりの優しい鼻緒が主流となっているため、比較すると単純に細めの鼻緒は足に食い込みやすいといえますが
必ずしも鼻緒が細いから痛いのではなく、長期間保管していたことで鼻緒の素材そのものが硬くなってしまっていることが多いです。

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After

鮮やかなコーラルレッドの台に、可愛らしい淡いピンク系の刺繍鼻緒でイメージも一新。
若々しくフレッシュな雰囲気になり、台の巻き部分の箔散らしにも相性ピッタリでした。

当日のご様子のお写真をいただきましたのでご紹介させていただきます。
なんと草履に合わせで小紋と袴をお選びになったそう！
本当にお色がピッタリで、素敵なトータルコーディネートで可愛らしい装いですね。

掲載のご許可をいただき誠にありがとうございます。

「昔の草履で鼻緒が細くて痛いので緩めてください」というご相談が非常に多いです。
ですが、鼻緒は単に緩めれば楽になるというものではなく、緩めることで逆に摩擦が起きて余計痛んだり、
安定感を欠き危ない場合があるため、足に合うようにきちんと調整することが大切です。
ちょっときついかも、と感じるくらいが実は最も足にフィットしているともいえます。

細めの鼻緒でも経年劣化していなければ、足に合わせてきちんと調整することで楽になることももちろんございます。
やっぱり痛い、鼻緒が硬い、という場合は思い切って鼻緒を交換してみることをおすすめしております。

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「これって直るの？」「何とかなるかしら？」
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