加賀友禅 訪問着　コーディネート

1月も半ばを過ぎ、新年ムードからようやく日常が戻ってきたような気がいたします。
最高気温が10度を超える日や、冬の晴天の青空が見られる日があったり、穏やかな日が多いこの頃。

言わずもがな北陸の冬は、どんよりと曇り空で常に何かしら空から降っているのが通常で、
冬なのに晴れて太陽の光を浴びることができるなんて、信じられない幸運なのです。
例年よりも幸運な日が続く年末年始でしたが、いよいよ今週末から冷え込むよう。
暖かく過ごしたいものです。

 

さて、加賀友禅訪問着が新入荷しましたのでご紹介いたします。
確かな腕と躍動感あふれるタッチが魅力の「宮野勇造」氏による訪問着『奥入瀬（おいらせ）』。

主題となっている「奥入瀬渓流」は、十和田湖の子ノ口から焼山までの約14Kmほどの流れで
新緑や紅葉の名所として知られ、特別名勝および天然記念物として国に指定され保護されています。

奥入瀬の、豊かな自然林といくつもの滝がある風光明媚な景色を描いた本作は、
春のコブシやミツバツツジ、夏のリョウブ、秋のリンドウ、下草にはシダが茂り
季節を問わずお召しいただけます。
四季を移ろう草花が、ぼかしで表現されたせせらぎの音と共に風に揺れ、
思わず深呼吸したくなるような清々しい場面です。

紅藤色の地色には、高貴な色香が漂います。

 

 

 

鎧おどしの横段に、華文や松竹梅が明るい色で織り出された、重厚感のある袋帯を合わせました。
こちらは西陣「都（みやこ）」謹製。
渋みのある金糸やパステル調の綺麗色で彩られた意匠を、地の黒がグッと引き締め存在感を放ち、
格調の高さが見て取れる帯です。

訪問着、袋帯共に、彩度がほどほどに抑えられているため、
幅広い年代でお召しいただけるのではないでしょうか。

帯揚には銀箔、帯締めには金彩が、いずれもさりげなく含めまれたものを合わせ
改まったお席に大変相応しい、気品豊かな装いです。

結婚式、入学式や、パーティーなどに。

 

 

 

加賀友禅 訪問着（宮野勇造作）　※お問合せください
袋帯（都）　　　　　　　　　　※お問合せください

帯〆　　　　28,600円（税込）
帯揚　　　　19,800円（税込）

 

加賀友禅のお見立て、コーディネートは是非おまかせください。

 

 

 

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076-254-0440

 

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